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富士通 統合ストレージ管理ソフトウェア

2002/08/05 16:26

週刊BCN 2002年08月05日vol.952掲載

 富士通(秋草直之社長)は、ストレージシステムのビジネス強化を目的に、統合ストレージ管理ソフトウェア「Softek(ソフテック)」の販売を開始した。

 「ソフテック」は、「ストレージ資源管理」、「ストレージインフラ」、「ストレージデータ管理」の3ストレージ管理システムを統合。マルチベンダストレージ環境において、各ストレージ管理分野の自動化/集中管理/レポーティング機能などを提供する。

 ストレージ資源管理分野では、ストレージ使用状況を管理する「Softek Storage Manager」(320万円から)、SAN環境の構成・障害を管理する「同 SANView」(225万円から)を用意。ストレージインフラ分野では、仮想ストレージ機能の提供やストレージの使用量を最適化する「同 Virtualization」(185万円から)、ストレージに依存しないデータの複製機能を提供する「同 TDMF Open System Edition」(70万円から)を揃えた。

 出荷開始時期は、「同 TDMF Open System Edition」が7月29日から、その他の製品は10月下旬からを予定。今後3年間でワールドワイドで5万本の売り上げを目指す。
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