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TKC 電子データ資産保全のiDCを建設

2002/09/09 16:30

週刊BCN 2002年09月09日vol.956掲載

 TKC(飯塚真玄社長)は、ASPなどネットワークソリューションを提供するサービス拠点として、「インターネットデータセンター(iDC)」を建設する。

 今回建設するiDCでは、会計事務所と関与先企業、地方公共団体の膨大な電子データ資産の保全などを行っていく。

 施設は関東大震災を超える地震にも耐える免震構造を採用した。また、厳重なセキュリティ体制下にある施設環境で、システムは24時間の安全運転を提供する。

 完成は2003年10月を予定している。

 iDCに設置されたサーバーを利用することで、顧客は安全性の高いサーバー環境とネットワークを必要な量だけ安価に利用できる。とくに地方自治体では、「総合行政ネットワーク(LGWAN)」やインターネットを介した「電子申請・届出」、「電子申告」などの電子行政サービスの提供を控えており、「個人情報保護の観点からも、iDCの共同利用による情報システムの運用やアウトソーシングが注目される」(同社)としている。
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