販売代理店網を強化

 企業情報監視ソフトの開発・販売会社、トリップワイヤ・ジャパン(北原真之社長)は、システムやネットワークの監視ソフト「Tripwire for Servers(トリップワイヤ フォー サーバーズ)」と、その集中管理・分析を行う「Tripwire Manager(トリップワイヤ マネージャ)」の新バージョンを9月24日から出荷開始する。価格はそれぞれ19万8000円、185万円。両製品合わせて年間5億円の売り上げを目指す。

 「トリップワイヤ フォー サーバーズ」は、システムが安全な状態のデータを検証しておき、企業外部、内部の攻撃や不正な変更、設定ミスなどによる変更がなされた場合、そのすべてを通知する。新バージョンでは、変更が発見された場合の自動バックアップなど、あらかじめ設定したプログラムを起動させることが可能になった。また、データやネットワークの基準データベースをウィザードで簡単に作成できる。レポートに関しては、XMLやHTMLで出力でき、ウェブブラウザでもレポートの表示を可能にした。

 「トリップワイヤ マネージャ」は、「トリップワイヤ フォー サーバーズ」をリモート操作やレポート機能などにより集中監視する管理コンソール。サーバーのデータの完全性違反を正確に特定し、復旧の優先順位をつけることができる。新バージョンでは、監視機器をグループ化して、グループ化されたサーバーごとなどにレポートが表示できる機能を追加した。両製品以外にも、さまざまなベンダーが混在するルータやスイッチ、ファイアウォールなど、ネットワーク機器を一括して監視する製品も用意している。

 北原社長は、「システムの安定稼動には、外部や内部からの攻撃、既知や未知のアタックや悪意のない事故的な変更に至るまで監視しなければ、完全な企業データの保護は実現できない」と、その必要性を強調した。両製品の出荷を機に、販売代理店も今月上旬にラックと提携し、合計で9社に増やし販売体制を強化した。「ユーザーに、より幅広いセキュリティソリューションを提供できるパートナー企業を増やしていく」(北原社長)方針で、同製品群を組み込んだソリューションとしての提供に注力する。