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NMビジュアル LCDでシェア30%へ

2002/11/18 16:37

週刊BCN 2002年11月18日vol.966掲載

 NEC三菱電機ビジュアルシステムズ(NMビジュアル)は、液晶ディスプレイ(LCD)の「ダイヤモンドクリスタ」シリーズのデザインを統一しブランド認知度を向上、シェア30%以上の獲得を目指す。同社の液晶製品シェアは、BCN AWARD2003の1月から10月末までの速報値では18.1%とトップを維持しているが、CRT(ブラウン管)の47.1%に比べると低い。そこで、「2003年3月末までに国内の液晶ディスプレイマーケットで30%シェアを獲得する」(山藤俊明取締役=写真)方針だ。

統一デザインで拡販目指す

 NMビジュアルでは今年度の国内ディスプレイマーケットを700万台と推定。そのうち70%が液晶ディスプレイになると試算している。このうちの30%シェアを獲得するためには、約150万台を販売することが必要となる。同社では、すでに今年5月にCRTの統一デザイン化を実施、今回液晶ディスプレイ「ダイヤモンドクリスタシリーズ」でも統一デザインを実現した。「ブランドを認知してもらうためにも、設立当時からデザインの統一を計画していた。しかし、設立時点ではNECブランド、三菱電機ブランドの両方の製品があり、それぞれにユーザーをもっていたため、一挙に統一デザインにすることができなかった。しかし、時期的に可能だと判断した」(山藤取締役)という。

 今回発表した新製品は、18インチの「ダイヤモンドクリスタ RDT186S」、「同RDT186S(BK)」、17インチの「ダイヤモンドクリスタ RDT176M」、「同RDT176S」「同(BK)」、15インチの「ダイヤモンドクリスタ RDT156M」、「同 RDT156S」、「同(BK)」。なお、M型番の製品は、スピーカー付きで、BK型番は色が黒の製品。デザインは、イタリアのファッションブランドであるPRADAの日本店舗内のインターフェイス、アップルコンピュータのマウスなどのデザインを手がけたIDEO・Japanの代表である深澤直人氏が担当。「無駄を極限まで省いたデザインとした」(深澤氏)という言葉の通り、シンプルなものとなっている。

 「コンシューマユーザー向けに、ボリュームゾーンの15インチ、17インチのものを投入。企業ユーザーは大量に製品を利用するため、統一デザインが望ましいとの声があり、コンシューマから企業まですべてをカバーできるラインアップとなった。とくに企業ユーザーに対しては、マルチスクリーンのものを用意し、1人で複数画面を利用する用途提案を行っていく。幅広いゾーンに向けた新製品により、シェア30%につながるのではないか」とみている。
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外部リンク

http://www.nmv.co.jp/