日本BEAシステムズ(ロバート・スチーブンソン社長)は、企業内システム統合のうち、情報アクセスを統合するソフトウェアの新製品「BEA Liquid Data for WebLogic(BEAリキッド・データ・フォー・ウェブロジック) 8.1」を発売した。

 この製品が加わり、7月に発売した同社の企業システム基盤構築製品「BEA WebLogic Platform(BEAウェブロジック・プラットフォーム) 8.1J」は、アプリケーションと情報を有機的に結合させてシステム構築を行う環境をすべて整えた。NECや沖電気工業などパートナー企業を通じて同製品群の販売を本格化させる。

 新製品は、XML技術を用いて企業内のさまざまな情報にアクセスして、単一の仮想的データベースを構築するソフト。これを利用することで、企業ポータルやウェブアプリケーション、ERP(基幹業務システム)、CRM(顧客情報管理)、SCM(サプライチェーンマネジメント)など、散在する各業務アプリケーションを共有して活用できるようになる。

 新製品は、同8.1Jに対応しているため、開発者が同8.1Jに含まれるJ2EEアプリケーション開発環境「BEA WebLogic Workshop(BEAウェブロジック・ワークショップ) 8.1J」を利用して、データのビューを再利用可能なソフトウェアコンポーネント「Javaコントロール」に変換できる。

 堀野仁・マーケティング部プロダクトマーケティングマネージャは、「基幹システムのビジネスデータを統合するには、通常数か月を要していた。しかし、当社製品は、統一された開発方法論の導入によって、データ統合に必要な開発期間は数週間で済む」と、優位性を強調する。