米クリアキューブ（テキサス州オースチン）は、日本アイ・ビー・エム（日本IBM）と提携し、PCブレード製品の国内販売を開始した。

　PCブレードは、パソコンの機能をブレード状の筐体として提供。これをラックに収納して集中管理できる製品。

　エンドユーザーの机の上にはUSBポートなどを搭載した「Ｉ／Port」および「C／Port」と呼ばれるボックスを設置し、ここにディスプレイやパソコン周辺機器などを接続するため、省スペース化が図れる。

　また、情報システム部門によるパソコンの集中管理が可能になる。「既存のパソコン環境に比べ約40％のサポートコストを削減できた例もある。また、セキュリティ対策が容易になる」（ジェームズ・イスベル・米クリアキューブストラテジック・アライアンス担当副社長）という。