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CA 営業人員を30人増加へ チャネルビジネス拡大を加速

2004/06/21 20:49

週刊BCN 2004年06月21日vol.1044掲載

 コンピュータ・アソシエイツ(CA、三ッ森隆司社長=写真)は、チャネルビジネスの拡大を目的に今年度(2005年3月期)中にパートナー営業の人員を30人程度増やし150人体制とする。さらに「今後3年間で200人体制に引き上げる」(三ツ森社長)方針だ。営業人員の増加については、「パートナー営業の強化で、既存の顧客企業向けに(パートナー経由で)多くの製品カテゴリーを販売していく」(三ツ森社長)ため、パートナーを支援し1顧客に対して複数のCA製品を販売していく。

 資産管理製品「ユニセンター」のユーザー企業にストレージ製品「ブライトストア」やセキュリティ製品「イートラスト」も導入することを視野に入れる。同社では、販売パートナー向け製品のラインアップを今年度末までに2倍に引き上げる計画で、アンチウイルスや内部情報漏えい防止などセキュリティ関連製品を中心に発売する予定。「日本で提供してこなかった製品については、販売パートナーが売りやすい環境を作らなければならない」(同)と強調しており、「販売パートナーの営業担当者に当社の営業が同伴する機会を増やすなど、パートナーとの密な連携をさらに図っていく」ことにより、需要を開拓していく。

 技術面では、ワールドワイドで「CAテクノロジーサービス(CATS)」を組織化。受注後に行うシステムの設計や導入などを支援する体制を整えている。米CAでは、「アジア・パシフィック地域の売上高を年率25-30%増で成長させる」(米CAのグレッグ・コーガン上級副社長ワールドワイドセールス担当)ことを目標に掲げており、今年度は日本の売上高を前年度比30%増と見込む。
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