検索エンジンソフト開発・販売の米ベリティ(カリフォルニア州)は、日本市場向けビジネスで、中堅・中小企業(SMB)や大企業の一部門への導入に適した検索エンジンソフト「Ultra Seek(ウルトラシーク)」拡販のため、販売代理店を2-3社増やす。

 現在の販売パートナーは、システムインテグレータを中心に約10社で構成している。パートナーを増強するためにパートナー営業担当者も増員する計画で、「前年比50%増で売り上げが伸びている」(前波和幸セールスディレクター)日本市場でのビジネス拡大に拍車をかけていく方針だ。

 米ベリティは、2003年5月に日本オフィスを開設し、日本市場での本格的なビジネスに着手した。「ウルトラシーク」のほか、大企業向け製品など全製品で、ワールドワイドで約1万1500社に納入した実績を持つ。日本では350社に納入している。製品販売のほか、OEM(相手先ブランドによる生産)供給も行っており、日本市場での売上高のうち、OEMが約40%を占めている。

 前波セールスディレクターは、「OEMと製品販売の比率を大きく変えるつもりはない」としているものの、中堅・中小企業や大企業の部門単位など幅広くユーザーを開拓するためには、製品の販売パートナー増強も必要」と、パートナー拡充の狙いを話す。

 ウルトラシークは、企業の情報システムのなかで複数のサーバーに格納されるデータをパソコンから検索できるソフト。クライアントパソコンに数分でインストールすることが可能で、手軽に利用できることが特徴だ。導入の容易さから、ベリティのウェブサイトからも体験版を無料ダウンロードできる仕組みを整えている。競合製品としては、ジャストシステムが開発・販売する「コンセプトベース」などがある。