富士ゼロックスの販売パートナーであるミック(島根県松江市、宮脇和秀社長)は、ネットワーク不正侵入防御システム「SF-one(エスエフワン)」の拡販に力を入れる。韓国のセキュリティベンダー、CHK漢江(CHKハンガン)が開発した製品で、今後3年で「SF-one」を含めた情報セキュリティ関連ビジネスで10億円の売り上げを見込む。

 ミックは島根県のプリンタやコピー、FAXなどの複合プリンタ(MFP)市場で半数近いシェアを持つ大手販社。「MFPで扱う文書の大半はパソコンを使って制作している」(宮脇社長)という市場動向を踏まえて、情報システムやネットワーク、情報セキュリティ分野に早くから取り組んできた。富士ゼロックスの中小企業向けインターネットアプライアンス製品「beat(ビート)」は、今年度(2005年10月期)末までに前年度比2倍強の200セットを販売する見込みで、島根県ではトップクラスの販売実績を誇る。

 今回、これら既存商材に加えて、新しく「SF-one」の拡販を本格化することで、情報セキュリティ関連の事業拡大を目指す。販売ターゲットは主に中堅・中小企業で、セキュリティ専任者を設置しなくても、社内ネットワークへの不正侵入を防御できる「SF-one」の機能を武器に拡販に力を入れる。