【上海発】現地報道によると、中国情報産業部電信管理局が携帯電話端末メーカー22社の22モデルを対象にテスト調査を実施したところ、合格率は63.6%だった。2005年の中国移動通信産業フォーラムで、魯同管理局副局長が語った。

 4割近い商品が規定を満たしていない状況について、魯副局長は「携帯端末の販売については、情報産業部電信研究院が管轄する実験室での検査が義務付けられている。しかし、検査を最後まで行わず、通信網使用許可証を得るだけで済ませてしまうメーカーもある。また、販売やアフターサービスの制度が確立されていないことや、品質の検査・管理体制が不十分であることも原因」と語った。

 今後、中国情報産業部電信管理局は、携帯電話の品質に関する報告会制度を定め、メーカーにも参加させる会議を定期的に開く。

 具体的には、三包(修理、交換、返品を保証するカスタマーサービス)サービスが適切に行われていないメーカーに対しては、通告を出したうえで通信網使用許可証発行に関する審査を厳しくすることにしている。

 なお、工商局の04年全国苦情統計では、携帯電話に関する苦情がトップを占めた。
花村直子(インベスネットワークテクノロジー、http://www.inbess.com/