財務会計や人事給与などのERP(統合基幹業務システム)「スーパーストリーム」を開発するエス・エス・ジェイ(SSJ、佐藤祐次社長)は、今後3年間で中部地区の売上高を2倍の5億円に増やす。

 中部地区の経済は、日本国際博覧会(愛知万博)の開催や中部国際空港(セントレア)の開港などで活気づいており、「IT投資の拡大が見込める」(SSJの加藤時彦・営業本部中部事業所長)と、好景気に乗じて売り上げ拡大を図る。

 SSJでは、マイクロソフトの.NETフレームワークに対応した次期主力スーパーストリームを8月31日に出荷する予定で、新製品の売り込みにも力を入れる。

 SSJの2004年3月期の売上高は約16億円で、中部地区はこのうち約15%を占めていた。中部地区からの受注が「大幅に伸びている」(佐藤社長)ことから、今年4月1日には、名古屋に中部事業所を新設。中部地区での営業力・サポート力の強化に乗り出した。

 これまで同地区に対する営業は、同地区における販売パートナー約12社に依存してきたが、新たに事業所を設けたことにより販売パートナーとの同行営業など「連携やサポートの大幅な充実を図る」(加藤・中部事業所長)と、販売パートナーへの支援を強化することで拡販に弾みをつける。

 今年8月31日には、次期主力スーパーストリームの新製品を投入するなど商材面においても強力な追い風が期待できることから、今後3年間で中部地区の売り上げを約2倍の5億円に増やす。中部地区における顧客数は現在約250社だが、今後3年間で400社に増やし、スーパーストリームのシェア拡大を進める。