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兵庫県 県内IT企業がサポート 高校生に知的コンテンツ制作を実践体験
2005/06/13 21:42
週刊BCN 2005年06月13日vol.1092掲載
兵庫県では当初、コンテンツビジネスの戦力に直接結びつくと考えられる専門学校生や大学生などを対象として想定していた。しかし、カリキュラムの変更などが必要となるため、県の方針を反映させやすい県立などの高校生を対象とすることにした。複数の学校からチームを編成するのではなく、1校を選定し集中的に担当させる方針で、今後は高校側との調整を進める。
コンテンツの内容としては、防災教育用を想定。高校生にストーリー制作から一任し、必要となる技術的支援を県内のIT企業が補佐する形。高校生には、県が推進する知的コンテンツ振興に関心を持たせることができる。その一方で、IT企業は高校生の支援を通じ、どのようなデジタルコンテンツが必要とされるのかや、アイデア、具体的にビジネス展開を進めるためのノウハウなどを取得できる。
制作した防災教育用コンテンツは、今年度末までに県内の小学校などからモデル校を選び、実際の学習に活用。その結果を高校生やIT企業にフィードバックする。
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