北海道経済産業局は、中小企業の経営改革をITの活用で応援する北海道IT経営応援隊(大星公二隊長=NTTドコモシニア・アドバイザー)の活動の一環として「中小企業支援産学協同フォーラム事業」の具体的な活動を始める。ITコーディネータや中小企業診断士など専門家の指導のもと、応援隊の活動に賛同する大学生・大学院生の力を借りて、中小企業のITを活用した経営改革を助言する活動を展開する。

 7月末までに大学生・大学院生を約100人集め、ITコーディネータなど専門家の指導を受けた後、8月をめどに札幌および周辺の中小企業約500社を目標に訪問。業務分析やIT化に向けた課題などについてヒアリング調査を行う。集めたデータを分析し、さらに専門家の指導を受け、9-10月をめどに調査結果を中小企業へフィードバックする。

 IT導入が経営改革に効果的だと判明したケースでは、実際に「ITコーディネータなどの専門家を派遣」(赤坂修司・北海道経済産業局地域経済部情報政策課課長補佐)して、本格的な経営コンサルティングサービスを実施することも検討している。

 また、経営改革の意欲が強い中小企業に対しては、北海道IT経営応援隊に参加する中小企業支援機関などと連携した支援策を打つことで、産業全体の底上げを狙う。