ソフトクリエイト(林勝社長)は、ECサイト構築パッケージ「ecbeing(イーシービーイング)」の開発協力会社を増やす。

 「ecbeing」は主に中堅から大企業に好調で、今年度(2006年3月期)約80サイトを新規で獲得し今年度末時点での導入実績は合計で230サイト前後に達する見通し。着実に顧客を増やしているが、パッケージを情報システムに導入する際に必要なカスタマイズ開発を行える協力会社が不足している状況にある。ソフト開発会社と協力することで開発力を増強し、需要増加に対応することが狙いだ。来年度末には、合計300サイトの突破を狙っている。

 開発力強化に向けて重点ポイントにあげているのが九州地域。九州地域は、「BtoC向けECサイトを構築する企業が非常に多く、引き合いも多い」(林雅也・取締役プロダクト営業部門担当兼EC統括部部長兼プロダクト開発第3グループ長)が、カスタマイズ開発を行える協力開発会社がもっとも不足している地域に位置づけている。そのため、今夏までに九州地域で有力なSIerまたはソフト開発会社と提携したい考えだ。

 同パッケージの販売については、販売代理店を通じた間接販売が半分ほどを占めており、開発に関しても自社で行うのではなく、協力会社に開発を委託するケースも少なくなかった。すでに東京では、5社の協力会社が存在するほか、愛知県、大阪府それぞれに1社ずつ提携開発会社を抱え、カスタマイズ開発体制を整備してきた。まずは九州地域での開発力強化に乗り出したが、今後も他地域でのソフト開発企業とのアライアンスを組む可能性もある。

 林取締役は、今後の販売戦略において「開発体制を増強したうえで、中堅から大企業を中心に引き続き攻める」としている。特に、ショッピングモールでECビジネスを手がけていた企業が独自にECサイトを立ち上げるケースが増えており、営業ターゲットの重点ポイントにあげている。