ジャストシステム(浮川和宣社長)は3月6日、カナダのブラストラディウス社からXMLベースのオーサリングツール「XMetaL」事業部門を買収すると発表した。

 「XMetaL」は、XMLのコンテンツ制作に必要なオーサリング機能を備え、ボッシュやコンチネンタルエアライン、ダイムラークライスラーなど世界で約1000社の企業に導入されている。同事業部門の売上高(2005年12月期)は、日本円で3億4000万円。

 買収金額は6億9800万円で、ジャストシステムはXMetaL事業部門を、同社の米国法人の子会社に移管し、引き続きXMetaL事業を展開する。

 「XMetaLはXMLベースのオーサリングツールとして、ワールドワイドでトップクラスの実績がある。当面、そのブランド力と知名度、既存の顧客ベースを生かしながら、米国、欧州でこれまでの事業展開を継続する」(同社広報)方針だ。

 同社は、XMLプラットフォームであるxfyの海外事業展開を進めているが、欧米企業への認知度を高めるためにも、既存有力ブランドの取得が効果的と判断した。

 中期的には、XMetaLのフロントエンドのオーサリング機能と、xfyの持つプラットフォーム技術を組み合わせ、統合的なXMLアプリケーション環境の構築をめざす。