日本ユニシスの籾井勝人社長は、今月中旬に開いた事業戦略説明会で、米ユニシス・コーポレーションが保有する全株式を売却したことに関し、「着任した時から今回の売却がある気はしていた」と振り返り、業績や今後の事業展開について影響がないことを改めて強調した。具体的な話が始まってから、約2週間で決まったことも明らかにした。

 米ユニシスとの資本関係は解消されることになったが、「メインフレームの顧客もまだたくさんいて、製品や技術情報の供給は引き続き必要」(籾井社長)とし、業務連携は続ける方針。社名変更については、「変える計画はない」とした。また、買い受けた株式については、「持ち続けるつもりはない。良いパートナーがいれば買ってもらったほうがよい」との見解を示した。

 1959年から約50年にわたって続いた米ユニシスとの資本関係が今回解消されることになった。籾井社長は、保守サービスのユニアデックスとシステム開発会社の日本ユニシス・ソリューションとの連携体制強化を掲げており、オープンなシステム構築事業を加速させる可能性が高い。