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ALSI 情報漏えい対策ソフト チャネル転換で拡販 1道府県1社体制に
2007/01/22 19:36
週刊BCN 2007年01月22日vol.1171掲載
「DS」は、情報の持ち出し制御や、アプリケーションの操作制限、暗号化などの機能を持つ情報漏えい対策ソフト。2003年7月に販売を始め、昨年末の時点で20万クライアントを納入した実績がある。これまでに2万5000ライセンスを導入した大手企業や、東京・三鷹市などがユーザーとなっている。ただ、顧客の大半は直販で獲得しており、昨年前半まで販売代理店は、シーイーシー(CEC)など3社しかなかった。昨年後半から代理店獲得に本格的に動き出し、プロモーションや営業活動を強化。「すでに十数社まで販売代理店が増えている」(杉本浩信・セキュリティソリューション部副部長)。今後も増やす予定で早急に60社体制で代理店網を構築したい考えを示している。直販から間接販売に営業スタイルを一気に転換させる方針だ。
代理店は各都道府県に1社ずつ配置することを基本戦略に据えている。各都道府県で有力なITベンダーと交渉し、代理店契約を結びたい考え。東京だけは例外で10社程度を募るが、他の道府県については「基本的に1道府県1社の割合で代理店網をつくる」(杉本副部長)。ALSIは、東京本社のほか大阪府大阪市、愛知県名古屋市、福岡県福岡市、宮城県仙台市、宮城県大崎市に拠点を設置しており、この営業拠点と人員を代理店獲得に活用していく。また、ALSIの自社開発ソフトURLフィルタリングソフト「InterSafe」では350社の販売代理店を抱えており、この代理店にも「DS」を提案していく。
「DS」の販売目標は、今年度(07年3月期)末で40万ライセンス。来年度は間接販売が本格的に動き出すことと、4月から販売開始する7か国語対応モデルによる上積み、そして内部統制の観点から市場が活性化すると判断し、合計140万ライセンスの販売を狙う計画だ。
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