パソコンメーカー各社が、小中学生を対象にした夏休み特別企画を相次いで開催している。

 これまで一部メーカーに限定されていたものが、今年から一気に拡大した格好だ。こうした地道な活動が将来のユーザー獲得に向けたファンづくりの一助にもなる。また、生産拠点を利用する組立教室なども多く、地域貢献の側面も見逃せない。

 夏休みのパソコン組立教室で先駆けといえる松下電器産業は、今年で6年目となるレッツノートの教室を8月25日に開催し、参加者はこれまでで最小サイズとなるB5サイズノートのCF-R6の組み立てに挑戦した。富士通は7月28日にデスクトップの生産拠点である富士通アイソテック(福島県)で30組の親子を招き、今年で4回目となるデスクトップパソコンの組立教室を開催。また、ノートPCの生産拠点である島根富士通(島根県)でも、8月4日に、2回目となるノートパソコンの組立教室を開催した。さらに、同社では、8月18日に、パソコンを分解して環境について学ぶ「富士通キッズイベント2007」を川崎工場(神奈川県)において開催した。

 一方、今年の夏休みから子供向けイベントを始めたメーカーもある。

 セイコーエプソンは、神林事業所(長野県)でリサイクル工場見学会を開催、アイ・オー・データ機器も本社(石川県)でネットワークハードディスク組立教室を開催した。レノボ・ジャパンは、ヤクルトスワローズ球団と共同で、パソコン教室と野球教室を組み合わせたキャンプを神宮球場(東京都)で開くというユニークな企画を開始した。

 また、今年10月には、NECパーソナルプロダクツが、米沢事業場(山形県)で、米沢市のハイテクイベントにあわせて、組立教室を開催する。