ミラクル・リナックス(佐藤武社長)とNEC(矢野薫社長)は、異なるプラットフォームでの統合管理機能やディザスタリカバリ機能などを追加した高可用性(HA)クラスタソリューションパッケージの最新版「MIRACLE CLUSTERPRO X(ミラクル クラスタプロ エックス)」を9月18日から出荷開始すると発表した。

 「CLUSTERPRO」は、クラスタシステムを構成するハードウェア、OS、アプリケーションの状況・状態を監視し、障害を検知した場合は、IPアドレス/データ/アプリケーションなどの各種リソースを待機系サーバーに引継ぐことで、ダウンタイムを最小限に抑えることができる。

 最新版では、「フェイルオーバー」機能を搭載し、サーバーに障害が発生した場合に、正常稼動しているサーバーに自動的に処理の切り替えを行う。また、現用系ノードと待機系ノード間のデータ共有方法の違いにより、共有ディスクを使用する「MIRACLE CLUSTERPRO X」と、データミラーを使用する「MIRACLE CLUSTERPRO X + Replicatorオプション」の2種類のクラスタ構成を構築可能。導入コストとシステム規模/パフォーマンスの観点から、構築するクラスタシステムに最適な製品を選択することができる。

 パッケージは、NEC製「CLUSTERPRO X 1.0」に、エンタープライズ向けLinux OS「Asianux Server 3」または「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」のどちらかをバンドルした2製品を用意。データベース、インターネットサーバー、ファイルサーバー、アプリケーションサーバーの監視機能もオプションで提供する。税別価格は、「MIRACLE LINUX V4.0」または「Asianux Server 3」の2ノードと「CLUSTERPRO X」の2CPU分のライセンスが含まれ、いずれも60万円。「Asianux Server 3」バンドル版は10月18日に出荷する。