NECは12月3日、「UNIVERGE(ユニバージュ)ソリューション」に、セキュリティやモバイル領域の4つのソリューションを追加したパッケージを発売した。出荷開始は12月末。

 追加した新ソリューションは、「UNIVERGE シンクライアント在宅勤務ソリューション」「UNIVERGE 自治体向けP2P情報漏えい対策ソリューション」「UNIVERGE ユビキタス認証印刷ソリューション」「UNIVERGE どこでも内線(PHS)ソリューション」の4つ。

 「UNIVERGE シンクライアント在宅勤務ソリューション」は、手のひらサイズのデスクトップ型シンクライアント端末「US110」とVPN装置など在宅勤務に必要な各種機器をパック化。VPNとワンタイムパスワードを組み合わせることで「なりすまし」を防ぐ安心・安全なテレワーク環境を実現する。なお、同ソリューションのハードウェアは、「テレワーク環境整備税制」の対象で、一部認証サーバーを除き固定資産税の減額対象になる。

 「UNIVERGE 自治体向けP2P情報漏えい対策ソリューション」は、総務省の「地方公共団体における個人情報保護強化のためのソリューションの実証プロジェクト」で神奈川県藤沢市が導入し、効果が実証されたシステムを商品化したもの。WinnyなどのP2Pソフトウェアにより社内のネットワークからインターネットに情報が漏えいする可能性のある通信を検知し、ネットワークの遮断、端末の切り離しを自動で行える。P2P通信を検知・遮断するソフトウェアやネットワーク接続機能が1つのハードウェアに格納されているため、複雑な導入作業も必要ない。

 「UNIVERGE ユビキタス認証印刷ソリューション」は、プリンタ側で管理していた印刷情報や認証情報をサーバー側で管理し、既存のICカードを用いることで、プリンタのメーカーや機種に依存せずに出力したいプリンタで認証を行い、セキュアなプリントアウトが可能なソリューション。いつ誰が何を印刷したかの印刷ログをサーバー側で管理することで、内部統制対策の強化や部門ごとの印刷課金も可能。複合機の場合、コピー/スキャナについても同様の対策が行える。

 「UNIVERGE どこでも内線(PHS)ソリューション」は、NEC製のIP電話網に、内線電話や外部公衆網への接続するIP-PBXシステム「UNIVERGE APEX3600i」とウィルコムの「全国モバイル内線ソリューション W-VPNサービス」を連携、社内・社外で使用するPHSへの内線通話を可能にしたもの。オフィスの電話機(固定電話機/PHS)から外出先社員のPHSに発信する際はウィルコム専用回線経由での発信となるため、ウィルコムの定額サービスにより通信コストも大幅に削減できる。