SBIホールディングス子会社で企業のバックオフィス支援を手がけるSBIビジネス・ソリューションズ(森田俊平社長)が、2006年11月に開設したセミナー情報ポータル(写真)の利用が拡大している。セミナー「主催会社」から得たセミナー情報の掲載数は現在、月間1500-2000個に及ぶ。IT分野・ビジネス・ファイナンスのセミナーサイトでは国内最大級になった。提携ポータルサイトは大手を中心に8サイトになり、規模の優位性を生かしたプロモーション活動などをさらに強化していく考えだ。

 同社のセミナー情報ポータルサイト「ビジネスクラス・セミナー」は、IT・ビジネス・ファイナンスの3分野に特化し、トレンドに応じたセミナー情報を掲載している。セミナー情報の掲載数は、開設当初の月間1000個から増え続け、現在1500-2000個に達する。

 セミナーを開催する側で同サイトに情報を提供する「主催会社」は80社以上にのぼる。「主催会社」として、IT関連で富士通ビジネスシステムやオービックビジネスコンサルタント、NECソフトなどが名を連ねているほか、ビジネスコンサルタントや大手メガバンク系列の金融機関が会員登録している。

 年に数回の定期イベントを開く「主催会社」は、同サイトの会員になることで、専用サイトからワープロライクでイベント情報を入力することができる。同サイトでは、提携するniftyやBIGLOBE、アスキービジネスなど大手8ポータルサイトと検索エンジンへの広告出稿などを利用して自動的にWebプロモーションを展開する。「主催会社は、プロモーション告知方法や集客見込みに苦労している。当サイトでは、1回3-4万円のセミナーが月間10-20件販売できるケースもあるほど、有効利用されている」(北山哲也・常務取締役)と、急な企画イベントでスポット的に集客する際にも有効と話す。

 最近では、会員向けサービスも拡充している。アクセス数や会員属性などサイト全体のデータ、「主催会社」への個別データ、セミナー研修関連のキーワードが「Yahoo!Overture」「Google Adwords」のリスティング広告に表示・クリックされた数の月次報告書などを提供している。北山常務は「この先、SEO(検索エンジン最適化)などの精度アップやメール配信の強化、提携サイトの拡大などを行うことで、当サイトの質を上げていく」方針を明らかにしている。