モビーダ・ソリューションズ(モビーダ、松村淳社長)とマジックソフトウェア・ジャパン(マジックソフトウェア、石垣清親社長)は、SaaSビジネスで業務提携した。

 法人用途に適する機能を「Windows Mobile」端末に提供するモビーダの「BizMobile」と、マジックソフトウェアのEAI(エンタープライズアプリケーショ統合)製品「Magic jBOLT」を連携させる。社内システムやSaaS基との中継サーバー構築を容易にし、「Windows Mobile」端末のビジネス利用を促進する狙い。

 「BizMobile」は、端末や常駐エージェント、ソフトウェアを一元管理する管理サーバーと、企業内システムとSaaSを連携させる中継サーバーで構成。「BizMobile」搭載の「Windows Mobile」端末では、業務で必要なアイコンだけを表示するため、クリックすれば起動できる直感的な画面操作を実現。アプリケーションのダウンロードやインストールの自動化など、利用者や管理者の利便性を追求する。

 一方、「Magic jBOLT」は、各システムへのインターフェイスを提供する「アダプタ」、システムごとのデータ形式やプロトコルの違いを吸収する「フォーマット変換」、あるシステムから受け取ったデータを内容に応じて、他のシステムに振り分ける「ルーティング」、これらの機能を組み合わせ実際の業務に合わせたビジネスプロセスを構築する「ワークフロー(プロセス制御)」などの機能およびログ・モニタリング機能を提供する。

 今回の提携で、モビーダは「Magic jBOLT」を利用してプロトタイピングによるニーズ実装の早期化、メッセージやプロセスの制御の実現を目指す。また、「Magic jBOLT」のアダプタを利用することで、各ソリューションとの連携を迅速化でき、「BizMobile」対応アプリケーションの拡充を図る計画。両社では、「BizMobile」と「Magic jBOLT」との連携で、銀行・保険・証券企業を中心に初年度20社からの受注を見込んでいる。