日立システムアンドサービス(日立システム、三好崇司社長)は2月24日、企業向けストレージに関連する「ストレージソリューションサービス」に、複数のファイルサーバーやストレージを仮想化技術で統合する「ファイルストレージ統合ソリューション」を追加し、3月2日に発売すると発表した。

 「ファイルストレージ統合ソリューション」は、ビジネスデータを保管している複数のファイルサーバーやストレージを仮想化技術で統合することで、データ管理の効率化を可能にするソリューション。仮想化技術には、F5ネットワークスジャパン(長崎忠雄社長)のファイルストレージ仮想化製品「F5 ARXシリーズ」を利用。日立製作所(古川一夫社長)のNAS製品「Hitachi Essential NAS Platform」などと組み合わせて統合し、既存のファイルサーバーやストレージを最適化することで、効率的な投資による費用対効果(ROI)の向上を実現する。

 同ソリューションの利用者からは、点在するファイルサーバーやストレージが1つの大きなディスクとして見えるようになり、これまでのように個々の物理的なデバイスを意識する必要がなくなるため、データへのアクセスや検索が容易になる。また、システムの設定ルールにしたがい、性能や信頼性、コストを考慮した最適なデバイスに自動的に移動することで、大容量データを的確な場所に格納し、システム管理業務の効率化を図ることもできる。

 日立システムでは、多くのビジネスデータを保管している企業をターゲットに、「ファイルストレージ統合ソリューション」全体で、今後3年間に約10億円の販売を目標としている。