スマートフォンといったモバイル機器の普及、それにクラウドコンピューティングだ。固定通信と移動体通信の融合は長年いわれてきたが、帯域幅と高速移動体通信規格のHSDPA、LTEといったネットワークが普及すれば、PC、モバイルの両方から利用できるサービスが実現する。また、クラウドコンピューティングでは、昨年9月、アンチウイルス製品「F-Secure Internet Security 2009」で「ディープガード2.0」の提供を開始した。疑わしいファイルのシグネチャをクライアントPCから当社の「リアルタイムプロテクション」のサーバに送信し、ミリセックベースで防護を実現する。