情報処理推進機構(IPA)は8月6日、夏休み前のセキュリティ対策に関する注意喚起を公表した。法人・個人向けにそれぞれ具体的な方法を提案する。

 企業向けには、システム管理者に長期休暇前の対策を呼びかけた。使用しているサーバーやPCのOSを最新バージョンに更新し、セキュリティホールを解消することを挙げた。同時に、インターネット閲覧ソフトやメールソフトなどのアプリケーションソフトも修正プログラムを適用し、最新のバージョンに更新すること、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを常に最新の状態にして使用することも呼びかけた。

 一方、個人については企業向けと同様、PCのOSやアプリケーションのバージョンアップ、ウイルス対策ソフトの更新を勧める。Webサイト閲覧中に年齢確認の同意を求める「はい」「いいえ」のボタンをクリックさせる画面が表示された場合は、サイト利用時の規約内容をよく読んでから、当該サイトの利用を判断することが望ましいとした。これは、「ワンクリック不正請求」の疑いがあるためで、不審な点がある場合は当該サイトの利用そのものを中止するよう促している。

 このほか、USBメモリなどの外部記憶媒体については、本人が管理していないものは自分のPCには接続しない、自分が管理していないPCには自身の外部記憶媒体を接続しないなど、ウイルス感染を防ぐ方法を提示。また、ウイルス感染に備えて、必要なデータは外部記憶媒体などにバックアップすることを推奨している。