富士通は、2007年から取り組む企業などの環境負荷を低減するプロジェクト「グリーン・ポリシー・イノベーション」の活動を強化する。新たに全世界的な目標を設定。09-2012年度で累計1500万トン以上のCO2削減を目指す。

 具体的には「ITインフラ」「環境配慮型データセンター(DC)を使ったアウトソーシングサービス」「環境コンサルティングサービス」の分野を強化することで、目標の実現につなげる。

 「ITインフラ」では、富士通研究所が開発した電源装置の電力損失を低減する世界初の窒化ガリウム高電子移動度トランジスタなどの技術を活用し、電力消費の少ないIT機器を開発。同時に消費電力の可視化や運用最適化、仮想化などのミドルウェアと組み合わせて提供する。

 「環境配慮型DCを使ったアウトソーシングサービス」では、小型で省電力の温度・風速センサーと独自の通信技術を使った大規模・高密度な環境監視センサーネットワーク、局所空調システム、熱流体シミュレーション、光ファイバーを利用したリアルタイム多点温度測定技術などを導入し、日本で提供する。

 「環境コンサルティングサービス」では、日本や豪州を中心に展開している企業の環境経営の高度化支援コンサルティングサービスで得たノウハウを活用する。

 富士通は、07年12月からグリーンITプロジェクトを開始。07-08年度の2年間累計で、約223万トンのCO2排出量を削減している。

「グリーン・ポリシー・イノベーション」の概要