米ラリタンは12月14日、中小規模のサーバールームやデータセンター向けの低価格KVM(キーボード/ビデオ/マウス)スイッチ新製品「TMCAT17 LCD KVMスイッチ(TMCAT17)」2機種を発売すると発表した。

 「TMCAT17」は、内蔵型17インチ業務用液晶ディスプレイ(KVMドロア)を搭載しており、コンソール1台で複数のサーバーをコントロールし、ラック搭載サーバーの設定・管理・保守の方法と場所について、大きな柔軟性を管理者に提供する。液晶コンソールを活用することで、それぞれ独立したKVMセッションを2人のユーザーが同時に実行可能となる。

 サーバー接続を迅速かつ簡単にできるように、専用ケーブルをオプションとして提供。この専用ケーブルは、CIM(コンピュータインターフェイスモジュール)を搭載した固定長Cat5 UTPケーブルで、スイッチから20フィート(6m)以内のサーバーを接続することができる。

 ターゲットサーバーのOSが応答しない場合でもBIOSレベルの制御が可能で、ダイレクトKVMネットワーク接続によってセキュリティも向上する。また、余計なキーボード、モニタ、マウスを使う必要がなくなるため、ラックスペースや消費電力を節約することができる。このほか、運転を常時維持できるkeep-alive技術を導入しており、通電中のサーバーを遮断することなく構成部品の追加、撤去、ホットスワップが可能となる。

 同時に最大8台まで対応する2ユーザーモデル「TMCAT1728」と、最大16台まで対応する2ユーザーモデル「TMCAT17216」の2機種をラインアップ。いずれも、ラリタンのMasterConsole CATシリーズのカスケード接続機能を使って拡張することでサーバー256台まで対応可能。また、高解像度(最大1280×1024)ディスプレイおよび多言語キーボードへの対応(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、日本語)を実現している。