中西清司社長
 保守・運用サービス大手のNECフィールディング(中西清司社長)は、「LCM(ライフサイクルマネジメント)サービス」を強化する。今年度(2010年3月期)中に、これまで顧客の要望に合わせて提供していたサービスをメニュー化して、販売を開始する。

 LCMサービスとは、情報システムの企画から構築、保守・運用までをサポートするサービス。NECフィールディングが強化事業に定めた分野で、数年前からサービス基盤を整備してきた。事業推進の専門部隊を組織したほか、サービス提供に必要なスキルをもつ「プラットフォームSE」と呼ぶ技術者の育成に注力。今年度上期末で78人を育成済みで、今年度末には約2倍の160人に増やす計画を立てている。

 年度内に発表する新サービスは、これまで顧客の要望に合わせてそのつどサービス内容を決めていたものをメニュー化する。過去の実績を踏まえ、ニーズが高そうなサービスを数点用意し、全国の営業・サービス拠点を活用して全国規模で販売する計画だ。

 中西社長は、LCMサービスを「不況下でも伸びている分野」と位置づけており、「中堅から中小規模の企業をターゲットに置いて拡販する」と意気込みを示している。(木村剛士)