富士通(間塚道義会長兼社長)と富士通システムソリューションズ(Fsol、杉本隆治社長)は2月22日、富士通グループの連結会計ソリューション「GLOVIA/SUPER COMPACT Pathfinder」をベースに、国際財務報告基準(IFRS)対応機能を追加開発し、水晶デバイス業界大手の日本電波工業(竹内寛社長)に納入したと発表した。

 日本電波工業では、2015年から義務化が予定されているIFRSによる連結決算の情報開示(任意適用)を、10年3月期決算から行う方向で準備を進めている。今回の導入により、国内でのIFRS適用初年度に義務付けられる、IFRSと日本基準の双方による決算情報の開示を実現するとともに、並行開示にともなう業務負荷の軽減および両基準による連結決算の早期化・効率化を図ることが可能となる。

 今後、富士通グループは、日本電波工業向けに開発したIFRS対応機能を、「GLOVIA/SUPER COMPACT Pathfinder」に組み込み、7月にIFRS早期適用版として提供を開始する予定。また、11年度に向けて、IFRSの制度改正にともなう機能追加の実施を予定している。