NTTコミュニケーションズ(和才博美社長)が、法人向けモバイルIP電話サービス「.Phoneユビキタス」のユーザー企業を順調に伸ばしている。提供開始から約2年が経過した現時点で、3000社以上が導入。販社経由のチャネル戦略が功を奏し、SMB(中堅・中小企業)を中心に新規顧客を獲得している。

 「.Phoneユビキタス」の商流は、大企業をユーザー対象とする同社直販に加え、大企業やSMBを開拓するPBXディーラーなどから構成される。PHSをオフィス内で内線電話、外出先で外線電話として活用するIPセントレックスのニーズが高まっており、「とくにSMBで、コスト削減の観点から導入する傾向が高まっている」(ビジネスネットワークサービス事業部販売推進部の吉崎明彦氏)という。

 「.PHONEユビキタス」は、「050」番号のIP電話を、PHSを使ってウィルコムのサービスエリアで利用できるサービス。導入ユーザー間の通話やIP電話への通話が無料なことが特徴だ。一般電話への通話も3分あたり8.4円とリーズナブルに設定していることから、需要が広がっている。

 吉崎氏は、導入社数の目標は明らかにしていないものの、「PHSの販売台数ベースとして、来年度は現状の2倍程度に引き上げたい」との考えを示している。

「.Phoneユビキタス」の利用イメージ