米ノベルとクラウド・セキュリティ・アライアンス(CSA)は、クラウド事業者に対する認定・教育・支援プログラムを提供するベンダー中立の取り組みを発表した。認定の基準や認定章、ロードマップはCSAのメンバーが決定する。

 米ノベルとCSAが主導するのは、「Trusted Cloud Initiative」。業界内で推奨され、安全で相互運用性の高いアイデンティティ・アクセス・コンプライアンス管理の構成などを支援していく。クラウド・コンピューティングの採用を検討している企業は、自社のデータやIT資産に関するセキュリティやガバナンス、統制などの標準として参考にできる。

 CSAは、クラウドコンピューティング環境でのセキュリティ上の安心感を提供するために、ベストプラクティスの活用を推進する非営利団体。メンバーとして、米ノベルのほか米マイクロソフト、米デル、米Rackspace、米ヒューレット・パッカード、米インテル、米シスコシステムズ、米マカフィー、ISACA(InformationSystems Audit and Control Association)、DMTF(Distributed Management Task Force)、米シマンテックなどが参加している。

 米ノベルのアイデンティティ&セキュリティ・プロダクトマネジメント担当バイス・プレジデントであるニック・ニコルスと、米eBay社のチーフ・セキュリティ・ストラテジストであるライアム・リンチ氏が共同議長に就任する。