アマノ(春田薫社長)とCXDネクスト(泉徹郎社長)、スマイルワークス(坂本恒之社長)の3社は、総務省のユビキタス特区事業「ASP・SaaS連携の開発・実証項目(POS-販売管理/勤怠-給与連携)」の実証実験にNTTデータと共同で参加し、二つのシステムを統合的に連動させる基盤の開発を進めた。

 実証実験は、ASP・SaaSの連携基盤で小売店による業務効率の向上を目的としたもの。具体的には、(1)各店舗のレジスターから自動的に売上データを販売管理システムに連動させ、販売管理データを会計システムに自動仕訳連動する基盤、(2)各店舗のタイムレコーダーから自動的に打刻データを勤怠管理システムから給与計算システムへ連動させ、給与データを会計システムに自動仕訳連動する基盤──の開発を進めた。スマイルワークスの坂本社長は、「中小規模の店舗がメリットになるような基盤として開発を進めた」という。また、アマノの佐藤稔・時間管理機器事業部企画推進課長は、「小売店が最適な勤怠管理を行えるように貢献したい」考えを示す。

 基盤の開発はできたものの、商用化については「まだ未定」(スマイルワークスの坂本社長)という。ただ、「サービスモデルを確立させ、少なくとも来年度(11年3月期)中には発表する」としている。今後は、低コストでの提供などを含めて商品化を進めていく。販売面も、「システム連携だけでなく、フィールドサポートの連携を含めて、商用化までに固めていく」(坂本社長)方針だ。(佐相彰彦)