セールスフォース・ドットコム(セールスフォース、宇陀栄次社長)は、4月15日、税理士法人の赤坂共同事務所がセールスフォースの「Salesforce CRM」を導入したと発表した。

 赤坂共同事務所は、法人・個人向けの会計・税務支援や経営コンサルティングサービスなどを展開する。案件・クライアント数が増加するなか、業務効率化や顧客満足度向上に必要なITインフラを模索・検討した結果、今回「Salesforce CRM」の導入を決めた。

 クラウド型のサービスであることを前提にし、導入実績数とセキュリティ機能で評価。また、同事務所が以前から活用している「Google Apps」とのデータ連携が容易な点もポイントになった。

 09年9月に運用を開始し、現在は13人のスタッフがスケジュールや案件管理、顧客対応履歴、予算管理などの業務情報を「Salesforce CRM」で管理している。その結果、各案件の担当者でなくても、それぞれの顧客対応履歴情報をもとに対応が可能になり、顧客対応ミスや漏れが減少したという。

 また、同事務所では、Webでの情報提供ポータル「Customer Portal」も活用、自社に蓄積しているナレッジやノウハウを顧問契約先と共有できるようにした。問い合わせ内容の履歴を分析し、顧客ごとに最適化したFAQを「Customer Portal」に公開するとともに、商法や会社法の改正情報の配信や年末調整などに必要な書類のダウンロードも行っている。

 「Salesforce CRM」は、全世界で7万2500社・団体が利用するクラウド型CRMサービス(10年1月31日現在)で、日本では、日本郵政グループ、みずほフィナンシャルグループ、小田急電鉄などが利用している。