セールスフォース・ドットコム(セールスフォース、宇陀栄次社長)は、12月15日、クラウド型のビジネスアプリケーション開発・提供を支援する「OEMパートナー・プログラム」を発表した。

 システムインテグレータ(SIer)やISVが、ERP(統合基幹業務)や人材管理などのアプリケーションソフトをセールスフォースのクラウドプラットフォーム「Force.com」上で開発できるように支援するプログラム。すでにNECや日立ソフトウェアエンジニアリング、富士通、ジラッファ、日本オプロが参加を決めている。

 「Force.com」は、開発インフラが不要で、OEMパートナーは従来のオンプレミス型(自社運用型)に比べ、低コスト・短期間でアプリを開発できる。IDCの調査では、「Force.com」での開発は「従来型プラットフォームに比べ、半分のコストと5倍のスピードでできる」と評価している。「Force.com」で開発されたアプリケーションは、現在、全世界で13万5000を超えているという。

 「OEMパートナー・プログラム」では、CRM機能を除く、アプリ開発に必要な「Force.com」プラットフォームの機能をすべて利用できる。パートナーは、これらの機能を活用して「Force.com」を組み込んだ独自アプリを開発できる。さらに、新規顧客開拓用の無料トライアルや教育プログラムでも支援する。

 参加を決めた企業は、(1)NEC、(2)日立ソフトウェアエンジニアリング、(3)日立コンサルティング、(4)富士通、(5)アピリオ、(6)ガイア、(7)ジラッファ、(8)ソラン、(9)日本オプロ、(10)プレゼンス・ソリューション、(11)マッシュマトリックスの11社。

 すでに参加を表明している主なパートナーが提供するアプリは、NECが設備保全向け外部委託先選定アプリケーション(EAM)や業務・資格管理アプリケーション(HR)などを、また富士通が販売管理システムを計画している。