小型NASの開発を手掛ける台湾シノロジー社のセールスディレクター、アレックス・ワン氏が来日し、自社製品をアピールした。

アレックス・ワン
セールスディレクター
 シノロジー社は2000年に台湾で創業し、小型NASを開発・販売している。台湾、米国、英国に営業拠点を置き、現在53か国以上で製品の販売を行い、20か国語に対応している。

 同社はSMB向けのハイエンド製品群である「+シリーズ」、SOHO向けの「Standard series」、SOHO、ホームユーザー向けのローエンド製品「j series」の三つのラインアップで製品を展開している。企業では、ウェブホスティング、プリンタサーバー、バックアップ、セキュリティなどさまざまな用途で利用できる。ホームユーザー向けでは、XBOX、PS3といったゲームや音楽、テレビ番組、映画のコンテンツを蓄積し、ストリーミングサーバーとして利用でき、他のユーザーと写真や音楽を共有することが可能となる。モバイルからもデータアクセスできるなど、さまざまな機能を装備しており、写真共有などの多様なアプリケーションはすべてシノロジー社が開発、提供している。

 シノロジー社は、欧州で過去3年間に売上高が70%も伸びている。同社はストレージソリューションを手掛けるコアマイクロシステムズ(高橋晶三社長)と協業し、2年以内に日本国内で月に3000台の販売を見込む。コアマイクロは、コンシューマ向け製品の流通開拓を視野に入れている。

 ワン氏は「当社の製品は簡単なインターフェースと、拡張性を強みとしている。日本のディストリビュータであるコアマイクロと相談しながら、市場の攻め方を決めていきたい」と抱負を語っている。(鍋島蓉子)