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台湾・シノロジー社 小型NASの雄、日本に上陸 自社製品をアピール
2010/07/01 22:05
週刊BCN 2010年06月28日vol.1339掲載
アレックス・ワン セールスディレクター |
同社はSMB向けのハイエンド製品群である「+シリーズ」、SOHO向けの「Standard series」、SOHO、ホームユーザー向けのローエンド製品「j series」の三つのラインアップで製品を展開している。企業では、ウェブホスティング、プリンタサーバー、バックアップ、セキュリティなどさまざまな用途で利用できる。ホームユーザー向けでは、XBOX、PS3といったゲームや音楽、テレビ番組、映画のコンテンツを蓄積し、ストリーミングサーバーとして利用でき、他のユーザーと写真や音楽を共有することが可能となる。モバイルからもデータアクセスできるなど、さまざまな機能を装備しており、写真共有などの多様なアプリケーションはすべてシノロジー社が開発、提供している。
シノロジー社は、欧州で過去3年間に売上高が70%も伸びている。同社はストレージソリューションを手掛けるコアマイクロシステムズ(高橋晶三社長)と協業し、2年以内に日本国内で月に3000台の販売を見込む。コアマイクロは、コンシューマ向け製品の流通開拓を視野に入れている。
ワン氏は「当社の製品は簡単なインターフェースと、拡張性を強みとしている。日本のディストリビュータであるコアマイクロと相談しながら、市場の攻め方を決めていきたい」と抱負を語っている。(鍋島蓉子)
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