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東大と三井情報、生体内脂質のハイスループット自動同定ソフトを開発
2010/07/20 10:13
「Lipid Search」は、東大田口研究室が開発した脂質データベースをもとに、MKIがもつ波形解析ソフトウェア「Mass Navigator」を質量分析データの読み込みに利用し、脂質の同定までを自動で行うソフトウェア。核酸や蛋白質だけでは説明できない複雑な生命現象の解明や、メタボリックシンドロームや動脈硬化などの脂質関連疾患の病態解明、病態の進行度や生活改善の指標となるマーカー探索が加速すると期待されている。
今後は、解析対象(グリセロリン脂質、スフィンゴ脂質、グリセロ脂質以外の脂質)を拡張し、試料間の多変量解析機能を加えることで、脂質の統合的な解析ができるリピドミクスプラットフォームを構築する予定。
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