日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は、遠隔地にあるサーバーをインターネット経由で監視するSaaS型統合監視サービス「App Bridge Monitor(アップブリッジモニター)」を4月から提供開始する。

 「App Bridge Monitor」は、クラウド対応アプリケーションの効率的な開発・運用を支援するサービス「App Bridge」の第一弾。監視用サーバーを必要としないSaaS型監視サービスで、インターネット経由の監視をサポートし、監視対象サーバーにグローバルIPアドレスを割り当てる必要がない。

 顧客は、監視対象サーバーにインターネット経由でダウンロードしたエージェントモジュールをセットアップすることで、自社運用やデータセンター運用、パブリッククラウドなど、さまざまな環境で稼働するサーバーを監視できる。

 サーバー稼働状況はブラウザで確認でき、障害の発生は電子メールで通知される。また、対象サーバーのリソース情報(CPUやメモリなど)も管理できるため、障害検知だけではなく、サーバーの負荷管理にも利用可能となっている。

 さらに、自社アプリケーションに「Windows Azure」監視モジュールを同梱することで、「Windows Azure」の各種ロールを監視できる。「Windows Azure」の特長であるロール数のフレキシブルな変化に対応しており、増減するロールを自動識別し、「Windows Azure」を確実に監視する。今後、「Windows Azure」の運用面を強化するため、「SQL Azure」の監視、「Windows Azure Storage」の監視などの追加機能を計画している。

 サーバー監視時間数ベースの課金方法を採用し、価格はサーバー1台1時間あたり1.25円から。30日間の無料試用期間も用意している。同社では今後、ミドルウェアサービスのブランドとして「App Bridge」のラインアップ強化を図り、クラウド間連携を実現する分散バッチ環境「App Bridge Batch Operation Center」などのサービスを随時リリースする予定。日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして「App Bridge Monitor」を拡販し、3年間で100社以上への提供を計画している。