日立情報システムズ(原巖社長)は、PKIパッケージ「SHIELD/SSCom」を、中国企業の上海微創軟件有限公司(上海微創)にOEMで提供すると発表した。これに伴い、上海微創の日本法人のウィクレソフト・ジャパン(黄弘社長)は、「SHIELD/SSCom」の技術を活用し、「S-Biz(エスビズ)」の名称で中国と日本の間のモバイルアクセスサービスを日本市場で販売開始する。

 「SHIELD/SSCom」は、デジタル証明書による本人認証機能や暗号通信(VPN)機能を備え、リモートアクセスや職員認証など、業務システムのセキュリティ基盤を提供する自社開発のパッケージ製品。モバイルアクセスサービスの「S-Biz」は、中国の暗号規制をクリアし、中国の各出張先からインターネット経由で利用できる。

 日立情報は上海微創との協業を通じて、専用回線を設置できない小規模な拠点や中堅中小規模の日本企業を主体にモバイルアクセスサービスを提供し、11年度に50社への販売を計画している。上海微創は、「SHIELD/SSCom」の技術を中国市場でも展開していく。