NTTデータ(山下徹社長)と野村総合研究所(NRI、嶋本正社長)は、2月28日、共同で「ITと新社会デザインフォーラム2011~日本が変わる。ITが創る。」を開催した。昨年に続き、2回目の開催となる。ユーザー企業や情報サービス業界関係者など。約1000人が集まり、業界でライバル関係にあるトップ2社が共催する異例のフォーラムに高い関心が集まった。

 「ITと新社会デザインフォーラム2011」では、日本が抱える社会課題を解決し、協調と創造性を兼ね備える「クリエイティブ・シティ」がテーマの一つとなった。システム・アーキテクトが身につけるべきデザイン思考を意識したアプローチで考察を加えるなど、昨年のフォーラムの提言をさらに深掘りした。

NTTデータの山下徹社長(写真左)、野村総合研究所(NRI)の藤沼彰久会長

 NTTデータの山下徹社長は、「今、日本は少子高齢化や経済の伸び悩みなどの“課題先進国”と揶揄されている。もし、この“課題”を解決することができたなら、より一段レベルが上がった“先進国”になるはず」と、ITの力で課題解決へのアプローチを探る。野村総合研究所(NRI)の藤沼彰久会長は、「3年の活動予定の最終年度となる2012年には、何らかの成果物をつくりたい」と、書籍やウェブなどでの成果の公開に意欲をみせた。