有力SIerのシーイーシー(CEC、新野和幸社長)は、東京電力の計画停電が続いても、情報サービスの中核的設備であるデータセンター(DC)の運営には、当面は問題ない状況であることと明らかにした。

 CECは、自社で運営しているDCの一部施設が停電エリアに該当しているが、「停電時にでも安定稼動できるよう、準備が整っている」(CEC広報担当の稲垣一雄氏)と、週刊BCNの取材に対して答えた。停電時は、自家発電によって電力を補う仕組みで、発電に必要な燃料の調達についても調整を続けており、「少なくとも向こう2週間は問題ない」としている。

 CECは、製造業顧客の情報システムに強いSIerで、東京電力管内に生産設備をもっている顧客も抱えている。電力制限が続くことで、生産活動に大きな影響が出ることが懸念されており、「製造業顧客にどれだけ影響が出るのか、今、全力で情報を収集しており、ITの側面で震災復興に取り組んでいく」(稲垣氏)との針を示した。(安藤章司)