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米マイクロソフト、トヨタとグローバルクラウドプラットフォーム構築で基本合意

2011/04/07 10:26

 米マイクロソフト(スティーブ・バルマーCEO)とトヨタ自動車(豊田章男社長)は、トヨタの次世代テレマティクス(移動体通信情報サービス)向けのグローバルクラウドプラットフォームの構築に向けた戦略的提携で基本的に合意した。

 トヨタは、2012年に市販する予定のEV(電気自動車)とPHV(プラグインハイブリッドカー)のテレマティクスサービスの展開にあたって、マイクロソフトのWindows Azureを採用。2015年までに、トヨタとマイクロソフトが共同でグローバルクラウドプラットフォームの構築を目指す。

 トヨタは、現在スマートグリッドの取り組みの一環として、人と車と住宅をつなぎ、エネルギー消費を統合的にコントロールするシステム「トヨタスマートセンター」の実証実験を実施している。将来は、クラウドプラットフォームを活用し、「トヨタスマートセンター」のグローバル展開を図る。(鍋島蓉子)
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外部リンク

米マイクロソフト(英語)=http://www.microsoft.com/en-us/default.aspx

日本マイクロソフト=http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx

トヨタ自動車=http://toyota.jp/