内田洋行(柏原孝社長)は、クラウドサービスを相互に連携させる「ウチダ・ビジネス・クラウドサービス(仮称)」を推進していく。

 「ウチダ・ビジネス・クラウドサービス」は、有料のクラウドサービスやソーシャルネットワークサービスなどに代表される無償サービスなどを、独自に連携・連動させるもの。柏原社長は、「5年前にネットワークテクニカルセンターを立ち上げて、クラウドサービスの事業化を進めてきた」と経緯を説明する。

内田洋行の柏原孝社長

 第一弾として、米エバーノートのクラウドサービス「EVERNOTE」と連動し、手書きのアナログ情報を検索可能な文字情報に変換・蓄積することのできるOAボード「書撮りくんEN」を、6月20日に発売する。5月10日にベータ版の提供を開始する。

 コンセプトは、「クラウドとITデバイスを親和性のある機能に結び付けることで、機能だけでなく運用までトータルに提供すること」(朝倉仁志執行役員オフィスエンジニアリング事業部長)という。

内田洋行の朝倉仁志・執行役員情報エンジニアリング事業本部オフィスエンジニアリング事業部長

 具体的には、内田洋行のOAボード「書撮りくんEN」に接続したAndroid Tablet上のアイコンボタン(タッチ式)を押すだけで、OAボード上に記述したすべてのイメージを、あらかじめ設定してある「EVERNOTE」のディスクスペースに格納することができる。イメージ情報は、オーリッドのクラウド型デジタイズサービス「O-RID-KYBER」を通じて、テキストデータに変換する。「書撮りくんEN」と、テキストデータ化するデータ連携部分は、オーリッドと共同開発した。

 サービスの推進・開発にあたって、米エバーノートのソリューションパートナーとして「EVERNOTE」を組み込んだアプリケーションの開発に取り組み、プレミアムライセンスの販売も手がける。

 「書撮りくんEN」の価格は、価格30万円~40万円程度を予定(Android Tablet、ソフトウェアを含む)。デジタイズサービスとのセットでは、月額1万円程度(3年リースの場合)になる。(信澤健太)