ソフトバンク(孫正義社長)は、5月9日、2010年度(11年3月期)の連結決算を発表した。

 売上高は前年同期比8.7%増の3兆46億4000万円、営業利益は35.1%増の6291億6300万円、経常利益は52.6%増の5204億1400万円、当期純利益は96.2%増の1897億1200万円と、増収増益となった。

 11年度(12年3月期)の通期見通しは公表していないが、孫正義社長は「向こう2年、増収増益は継続する」としている。11年度は設備投資を約5000億円(10年度は4205億円)に増強し、基地局などを増やしながら新規顧客を獲得していく。

 孫社長は、東北地方太平洋沖地震の影響でデータセンター(DC)需要が急増し、同社が提供するDCサービスで、11年4月の引き合いが180ラックに及んだことを明らかにした。震災前の10年度の月平均受注は、15ラックだったという。

 同社は、韓国の大手通信事業者のKTと提携し、韓国をはじめ、震災などの際に海外のDCによって日本のDCをバックアップ。孫社長は、「需要の急増を受け、今後、DC事業を拡大していく」と意気込みを示した。(ゼンフ ミシャ)

孫正義社長