ネオジャパン(齋藤晶議代表取締役)は、大規模向けグループウェアの新版「desknet's Enterprise Edition Ver.8」の販売を開始した。7月末には、中堅・中規模向けグループウェア「desknet's Middle Edition」を発売する。

 「desknet's Enterprise Edition Ver.8」は、災害発生時に迅速に従業員の安否状況を確認する「安否確認」機能を搭載する。「desknet's Ver.7」が搭載している安否確認機能を、中~大規模向けに再設計した。グループ単位での防災管理者設定と安否確認メール配信ができ、拠点ごとや部門ごとに管理者を任命するなどして、企業防災の運用に準じた仕組みをつくることができる。

 防災訓練用に、訓練であることを記した安否確認メールを利用者に対して配信し、安否状況を回答・確認することもできる。任意のグループ単位で実施できるので、各拠点の防災訓練日程と組み合わせて、実行は拠点の防災管理者に委任するなど、柔軟な運用が可能。

 このほか、Ajax技術を生かしてユーザー・グループ選択画面を少ないクリック数、少ない画面遷移で、操作できるようにしている。メンバーと設備の空き状況の同時検索や複数ファイルの一括アップロード・一括添付、ポータルコンテンツごとのアクセス権設定、設備予約者の連絡先表示、設備予約の管理者承認なども可能。ユーザーの意見を取り入れ、50カ所以上の操作性改良・機能改善を実施した。

 「desknet's Middle Edition」は、従業員数100~700人規模の企業での利用を想定するグループウェア。安否確認を含む「desknet's Enterprise Edition Ver.8」の全24機能を標準搭載している。管理が容易なWindows ServerとオープンソースRDBMSのPostgreSQLを組み合わせることで、導入・運用コストを大幅に削減することができる。

 「desknet's Enterprise Edition」の価格は420万円(1000ユーザーライセンス)などで、無制限ユーザーライセンスは1050万円。別途、年間サポートサービス費用が必要となっている。desknet's Middle Editionの価格は52万5000円(100ユーザーライセンス)、262万5000円(500ユーザーライセンス)など。ライセンス価格には、初年度のサポートサービス費用を含む。

 ネオジャパンは、「Enterprise Edition」と「Middle Edition」の合計で、年間1億5000万円の売り上げを目指す。「スタンダード版からの乗り換えも狙う」(マーケティング統括部の市村英二氏)としている。(信澤健太)