東京・港区の六本木アカデミーヒルズで開催中の「BCN Conference」。大手データセンター(DC)サービスのビットアイル(寺田航平社長兼CEO)は、「サービスインテグレーション・アプリケーションサービスに最適なクラウド基盤とは?」と題するセッションで、SIerやソフト開発ベンダー(ISV)のビジネスとクラウドサービス「サーバオンデマンドNEXT」との相互補完の関係を語った。

 ビットアイルは、自社建設・運営DCを多数保有し、メーカーや通信キャリアに依存しない独立系総合DC事業者。さまざまなサービスの選択肢をもつことで急成長している。同社マーケティング本部事業推進部の高倉敏行部長は、「『サーバオンデマンドNEXT』は、専用物理サーバーから仮想化されたプライベートクラウドまで、幅広いユーザーニーズに対応したサービス体系をもつ」と、強みを語る。

ビットアイルの高倉敏行マーケティング本部事業推進部長

 大規模化するクラウドサービスを前に、システム開発を担うSIerやISVはDC絡みの案件が増えている。自社で投資をすると負担が大きいことから、高倉部長は「DC事業者として規模のメリットを生かせる当社を活用してほしい」とアピール。SIerやISVとの連携を重視する姿勢を打ち出した。10月からは「サーバオンデマンドNEXT」のビジネスパートナー支援制度「ビットアイルクラウドパートナープログラム」をスタートし、共同プロモーションや技術支援を体系化。SIerやISVとの連携をより強化していくことでビジネスを伸ばす考えを示した。(安藤章司)