東京・港区の六本木アカデミーヒルズで開催中の「BCN Conference」。レノボ・ジャパン茂呂美千博執行役員パートナー事業担当は、「レノボ・ジャパンの今、そして今後の展望」と題したセッションで、レノボの事業戦略とパートナー支援体制を語った。

 レノボはグローバル市場で、PCベンダーとして、過去7四半期にわたって成長率No.1を記録してきた。「なぜ好調なのか、それは地道な活動による。当社は『プロテクト&アタック』『イノベーション』『パートナーフォーカス』の三つに焦点を置いてビジネスを行っている」として、茂呂執行役員はその理由を話した。

レノボ・ジャパンの茂呂美千博執行役員パートナー事業担当

 「プロテクト&アタック」では、法人マーケットを「プロテクト(守り)」、モバイルインターネットデジタルホーム、クラウドソリューション、スマートフォン、タブレットPCなどを「アタック(投資)」と明確に分けてビジネスを展開。SMBやコンシューママーケットでの投資も強化する。「この一環で、NECと提携した。日本は開発拠点を置いていることや、競争が激しく、高品質なものづくりが求められていることから、特別な市場とみている」。

 また、「イノベーション」では、米国・中国・日本の3拠点で、タブレットPCなどを分散して開発している。茂呂氏は「中国ではスマートフォンも出している。日本でも検討したい」と意欲を示した。

 「パートナーフォーカス」では、2年前から力を入れるパートナーとの協業に言及。「現在、各種提案活動の9割がパートナービジネス。パートナーが成功しなければ私たちの成功はない」として、同社のパートナーサポート体制を説明した。(鍋島蓉子)