セキュリティベンダーのトライポッドワークス(佐々木賢一社長)は、法人向けオンラインストレージ「GIGAPOD 2010」で、機能を強化した最新版「V2」を、11月1日に発売する。

佐々木賢一社長

 宮城県仙台市に本社を置くトライポッドワークスは、10月21日、東京・日本橋に新設した東京オフィスで「GIGAPOD 2010 V2」の発売イベントを開催。佐々木賢一社長が、オンラインストレージの市場動向を説明しながら、自社のビジネス展開や新製品の特徴をアピールした。

 「GIGAPOD」は、インターネット上で大容量のファイル送信・共有ができるビジネス用途に最適化したオンラインストレージ。クラウド型サービス、アプライアンス、ソフトウェアパッケージの三つの形態で提供しており、導入実績が1000社を超える同社の主力商材の一つだ。

 最新版は、ファイルの転送・共有の基本機能をはじめ、各種アクセスコントロールやSSLなどのセキュリティ機能を強化した。マルチ管理者に対応するなど、システム管理機能を改善し、大規模システムへの対応を実現している。さらに、iPhone/iPadやAndroid端末専用のUIを採用するほか、スマートフォンやタブレット型端末向けのセキュリティを強化している。佐々木社長は、「最近、拠点の多い大手企業の案件が増えている。大手企業が当社のサービスを利用しやすくなるよう、『GIGAPOD 2010 V2』の機能強化を行った」と語った。

トライポッドワークスの売上推移

 トライポッドワークスは2005年に設立。ここ数年、売り上げを順調に伸ばしており、2011年度(2011年5月期)は5億円弱の売上高に達した。同社は、2012年度には全商材で7億円以上の売上高を目指す。(ゼンフ ミシャ)