大手SIerのITホールディングス(ITHD、岡本晋社長)は、事業会社であるTISやクオリカ、AJSなど9社の東京地区にある拠点を東京・西新宿に集約する。12月から順次移転をスタートし、2012年2月までに終了する予定だ。グループシナジーの一層の創出やグループガバナンスの強化、コスト削減が目的。

 ITHD自身を含め、東京地区に点在する事業所を集約することで、コミュニケーションの円滑化や効率的なグループ運営を図る。移転・集約によって、東京地区に勤務する社員の約60%に当たる約7000人が新しいオフィスに勤務することになる。

東京・西新宿オフィスのITHDグループ総合受付(イメージ)

 主要事業会社間の物理的な距離がなくなり、共有スペースでは社員同士が気軽に顔を合わせられる環境づくりを重視。コミュニケーションの活性化、会社を越えた情報交換や連携を通じたグループシナジーを創出する。また、オフィスの集約などによって、オフィススペースの約25%を削減。年間およそ9億円の賃料削減効果を見込む。

 移転・集約先の住所は、〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワーで、ITHDやTIS、クオリカ、AJS、アイ・ユー・ケイ、中央システム、TISリース、ソランピュア、BMコンサルタンツの9社が集まる予定だ。