日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、ビジネス用途に最適化した法人向けタブレットPC「HP Slate 2 Tablet PC」を、2012年1月上旬に発売する。日本では、同社初の法人向けタブレットPCとなる。

ペン入力に対応する「HP Slate 2 Tablet PC」

 「HP Slate 2 Tablet PC」は、サービス業での受付端末をはじめ、医療機関での診察結果開示ツールや教育機関での電子教科書といった活用シーンを想定。OSは、Microsoft Windows 7 Professional。

 片手で持ちやすいよう軽量でコンパクトなきょう体を採用。タッチ操作のほか、ペン入力に対応している。さらに、起動時のパスワード認定ができるなど、ビジネス用途に求められる高いセキュリティを確保した。価格は、Wi-Fiモデルが6万9300円、Wi-Fi+3G(2月上旬の発売予定)が7万2450円。

パーソナルシステムズ事業統括の岡隆史副社長執行役員

 11月29日の発表会で、パーソナルシステムズ事業を統括する岡隆史副社長執行役員は、パソコン事業の方針にまつわる米国本社の動きに言及し、「法人向けのパソコン販売は非常に好調」とアピールしたうえで、パソコン事業の2011年10月期のグローバル実績を示した。

HPのパソコン事業の2011年10月期のグローバル実績

 岡副社長は、「2011年度の第4クオーター(8~10月)は、個人向けパソコンの売り上げが9%減だったが、法人向けがけん引するかたちでパソコン事業全体は売上減少が微減で収まり、利益と販売台数は伸びた」と説明。今後、個人・法人の置き換え需要などを狙い、パソコン事業を強化していく方針を語った。(ゼンフ ミシャ)