NEC(遠藤信博社長)は、自社のクラウド型共通ソフトウェア開発環境「ソフトウェアファクトリ」に、新ネットワーク制御技術「OpenFlow」に対応したネットワーク製品「UNIVERGE PFシリーズ(プログラマブルフロー)」を導入した。これによって、仮想環境を使った最適なネットワークを構築し、運用の効率化やシステムの信頼性向上を図り、ソフトウェア開発のQCD(Quality/Cost/Delivery)向上を実現する。

 「ソフトウェアファクトリ」は、2009年に開始したNECグループのクラウド型共通ソフトウェア開発基盤。サーバーや開発ツール、ソフトウェア資産、テンプレートなどを集中管理し、ソフトウェア開発の標準化、自動化を推進している。東日本と西日本の二つのデータセンター(DC)に開発環境を分散して、それぞれのDCで仮想サーバーを作成し、お互いにバックアップする体制だ。

 「ソフトウェアファクトリ」が使用する東日本と西日本のDCに「プログラマブルフロー」を導入したことで、DC間で自動的に最適な通信経路が設定され、仮想サーバーの両DC間での配置を柔軟に行うことができる。また、仮想サーバーの増設・移動時のルータとスイッチ類のさまざまな設定変更作業が容易にでき、運用負荷を大幅に軽減する。